株式会社三重加藤牧場では、但馬牛系の黒毛和牛を繁殖から肥育まで一貫経営を行っています。
消費者の皆様へ美味しくて安心して食べられる牛肉をお届けするためにスタッフ一丸となって頑張っています。
四日市牧場
繁殖部門
繁殖部門は母牛に発情行動が現れるのを見極めて、人工授精師、受精卵移植師の資格を持つスタッフが人工授精します。
妊娠していない雌牛は餌の管理やストレスを軽減させて発情サイクルがスムーズに表れるように管理します。
令和元年6月に家畜人工授精所開設許可を取得し、ここではゲノミック育種価(DNA型情報)を使用し、高い産肉能力の母牛から体内受精卵の生産、移植、販売を行っています。
また、スペイ技術(雌子牛9ヶ月前後)を利用し、割拠された卵巣から卵胞を取り出し、体外受精卵の培養、移植などを行っています。
繁殖部門は3名のスタッフで作業をしています。
肥育部門
肥育部門では健康な牛を育て、牛の出荷までを担当します。
生後10から18ヶ月の前期と18ヶ月から出荷までの後期肥育期間の牛の管理を行います。
餌の食べ方や呼吸の具合など、牛の健康状態のチェック、牛の成育段階に応じて餌の調整を行い、良質な肉質の牛に仕上げます。
肥育部門は3名のスタッフで作業をしています。
育成部門
育成部門では授乳期を終えた生後3ヶ月から10ヶ月までの期間の牛の管理を行います。
育成部門は2名のスタッフで作業をしています。
保育部門
保育部門は生後3ヶ月までの授乳期の牛の管理を行っています。
生後3日で母牛と離し、約 1 ケ月間、哺乳瓶で手やり給餌し、その後、自動哺乳機で授乳します。
明和牧場
明和牧場は平成27年4月に開設し、松阪牛の生産を行っています。
現在現在5名のスタッフで作業しています。
蒲生牧場
蒲生牧場は令和2年3月に開設し、近江牛の生産を行っています。
スタッフ1名で管理し、出荷等の作業は四日市牧場から応援に行っています。
環境整備部門
環境整備部門は牧場内の臭気対策やハエ対策を担っています。
スタッフ2名で作業しています。